福祉事業の新しい領域へ
大和俱楽部では、高齢者の日常生活支援からスタートし、身元引受サービスを経て、最終的には食事付き住宅サービスまで、幅広い福祉事業を展開しております。
私はもともと23歳の時に、運送会社の経営から事業をスタートさせました。そこから外構工事、清掃業、観葉植物事業、さらに官公庁との取引に至るまで、さまざまな分野で事業の立ち上げや運営に挑戦してまいりました。
多様な経験の中で、社会に貢献できる事業とは何かを常に考え続け、その結果、福祉分野に関わることが私自身の使命であると確信するに至りました。
日常生活支援や身元引受サービスを提供する過程で、既存の制度では支援が届きにくい「支援の狭間」が多く存在することに気づきました。
例えば、高齢者や生活困窮者の中には、住宅や食事の確保が難しい一方で、従来の支援制度では条件が合わず、必要なサービスが受けられない方々がいます。
その現実を目の当たりにしたとき、私たちができることは何か、どのように手を差し伸べることができるかを真剣に考えました。
そして、この課題を解決するために『食事付き住宅サービス』を立ち上げる決意を固めました。
このサービスは、単なる住宅提供ではなく、入居者の生活全般を支える包括的なサポートを目的としています。
従来の無料低額宿泊所やサ高住、シニア住宅の枠にとらわれることなく、「大和俱楽部だからこそ提供できる、新しい福祉のカタチ」を追求しています。
具体的には、日常生活のサポート、健康管理、生活相談、地域との交流の機会提供など、多面的な支援を組み合わせることで、入居者一人ひとりが安心して暮らせる環境を作っています。
私たちは、当社グループが培ってきた豊富な事業経験と、若手企業ならではの機動力・行動力を最大限に活かし、地域福祉の向上に寄与したいと考えています。
地域の方々や自治体、関係団体と連携しながら、支援が行き届かない方々へのきめ細やかな対応や、地域全体の安心・安全の確保に取り組んでまいります。
今後も、社会のニーズを見極めながら、より多くの方々が笑顔で暮らせる社会の実現を目指して挑戦を続けてまいります。
大和俱楽部は、単なる福祉事業者ではなく、地域に根ざした「生活のパートナー」として、入居者やご家族、地域の皆さまにとって信頼できる存在であり続けたいと考えております。
皆さまの暮らしが少しでも豊かで安心できるものとなるよう、全力で支援してまいります。
